皆さんこんにちは。
板橋区を拠点に空調機のメンテナンスやクリーニング、配管やダクトの工事など空調全般の工事を手掛けている日本空調メンテナンス株式会社です。
今年は例年より各地の梅雨入りが早く、沖縄や九州南部ではすでに梅雨入りしました。
6月に入りいよいよ本格的に全国各地でも梅雨が始まります。
梅雨の時期は気温の上昇とともに湿度も上がり、蒸し暑さが気になりますよね。
そんな時にエアコンの「除湿」機能を活用する方も多いと思います。
実は一概に「除湿」といっても、「弱冷房除湿」と「再熱除湿」の2種類あるのはご存じでしょうか。
今回の記事では、その普段何気なく使っている「除湿」機能の仕組みを解説していきます。
<目次>
・ 冷房と除湿の違い
・ 除湿の種類と仕組み
- 弱冷房除湿
- 再熱除湿
・ 除湿を入れる目安
・ 弱冷房除湿と再熱除湿の見分け方
・ まとめ
■冷房と除湿の違い
冷房と除湿はそもそも役割に違いがあります。
冷房は部屋の温度を下げることを優先した機能で、除湿は部屋の湿度を下げることを優先した機能です。
■除湿の種類と仕組み

除湿には「弱冷房除湿」と「再熱除湿」の2種類あります。
<弱冷房除湿>
弱冷房除湿は家庭用エアコンでより一般的に採用されている除湿方法です。
「湿度」とは空気中に含まれる水分の割合です。
そして温度が高い時のほうが低い時よりも空気に蓄えられる水分は多い(湿度が高い)性質を持ちます。
この性質を利用し、冷房によって部屋の温度を下げ溢れた水分を回収(外に排出)することで室内の湿度を下げます。
<再熱除湿>
再熱除湿は、部屋の温度を下げずに除湿を行います。
除湿の仕組みとしては、一度冷房で温度を下げ水分を回収し、その後空気をあたためなおしてから部屋に戻します。
そのため、部屋の温度一定に保ち、湿度を調整することも可能です。
■除湿を入れる目安
一般的に快適な室内環境は室温約25度前後、湿度約40%前後とされています。
室内の湿度が50%を超えたら除湿をしたほうがよいでしょう。
熱帯夜のような室温も高い日は弱冷房除湿のほうがが除湿とあわせて冷房もでき、
消費電力も通常の冷房よりも抑えられるため、電気代の節約にもなりおすすめです。
一方で梅雨寒の時期や初夏の夜間など「肌寒いけど、湿度が高い」日は、室内の温度が保てる再熱除湿を使うほうがより快適になるでしょう。
■弱冷房除湿と再熱除湿の見分け方

家庭のエアコンが「弱冷房除湿」と「再熱除湿」のどちらを採用しているかわからない!という方、
あるいはこれからエアコンの購入・買い替えを検討されている方のために、弱冷房除湿と再熱除湿の見分け方をいくつかご紹介します。
①カタログやメーカーに確認
最も確実な確認方法は、カタログの除湿機能詳細欄ないしメーカーに直接確認することです。
既存のエアコンのカタログが手元にない場合や、「メーカーに直接確認するまではしたくない…」という方には、次の2つの簡単に見分けられる方法がおすすめです。
②リモコンの表記
家庭用エアコンの「除湿」のみの表記は、一般的には弱冷房除湿を指します。
または、弱冷房除湿は「ドライ」と記載されていることもあります。
「カラッと除湿」「さらさら除湿」などの特殊名称は再熱除湿を指していることが多いです。
③湿度設定
再熱除湿は、冷房で下げた空気の温度を調整してから部屋に戻します。
そのため再熱除湿は除湿の温度が10%ずつ変えることが可能です。
除湿温度が設定できない・変えられない場合は弱冷房除湿であることが多いです。
■まとめ
普段私たちが何気なく使用している「除湿」ですが、除湿にも種類があることや実際どのような仕組みで機能しているか知っている人は意外と少ないのではないでしょうか。
快適な室内環境を作るための豆知識としてお役に立てれば幸いです。

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