皆さん、こんにちは。
板橋区を拠点に空調機のメンテナンスやクリーニング、配管やダクトの工事など空調全般の工事を手掛けている日本空調メンテナンス株式会社です。
空調の調節を行うために必要な機器、装置、部品などをまとめて「空調設備(空調調和設備)」といいます。
「空調設備」と一言でいっても、蓋を開けてみると非常に数多くの機械・部品から構成されています。
弊社で取り扱う「空調設備」のメンテナンス対象機器等もダクトや給排気ファンなど多岐にわたり、機能や構成も複雑で、初見ではとっつきにくい印象を受けるかもしれません。
今回は、初見の方や業界未経験者でもわかりやすく、「空調設備」の基本的な構成と大まかな役割について解説します。
【空調設備って機械・構成部品が多くて複雑?基本的な構成を教えて!】
空調方式によって異なりますが、基本的には①空調調和機、②熱源機器、③熱運搬装置、④自動制御装置の4つから構成されます。
(※わかりやすく表現するため、仕組みの詳細を一部簡素化しています。)
<空調調和機>
空調・換気で快適な室内環境を作る役割を果たす、空調設備の心臓部的な装置です。
換気と還気を取り入れ、空気の温度や湿度、及び清浄度を調節する空気加熱器、空気冷却器、空気加湿器、浮遊粉塵を除去するためのエアフィルター、送風機などから構成されます。
<熱源機器>
温熱源設備と冷熱源設備から構成され、主に空気の温度を調整するために用いる熱源・冷気を供給する役割を担います。
温熱源装置(ボイラー設備)は、空調機の空気加熱器や空気加湿器に温水や蒸気などの温熱源を供給するボイラー、給水ポンプ、燃焼装置(バーナー、燃料タンク、煙突)から構成されます。
冷熱源装置(冷凍機設備)は、空気冷却器へ冷水や冷媒を供給し、かつ減湿させるための冷熱源を共有する役割を果たす冷凍機、及び冷却塔から構成されます。
<熱運搬装置>
冷温水排水管設備とダクト設備から構成され、空調された空気や冷水・温水を配管を通して必要な箇所に循環させる役割を担います。
ダクト設備は、空調機からつくられた快適な空気を室内へ供給・循環させ、逆に汚染空気を外部へ排除するダクト(外気取り入れダクト、送風ダクト、還気ダクト、排気ダクト)、ダクトに取り付けられている空気を供給する吹き出し口、空気を戻す吹き込み口などから構成されます。
※ダクトに関する記事はこちらを併せてご参照ください。
冷温水配管装置は、冷熱源装置から空調機へ冷水を、温熱源設備から空調機へ温水をそれぞれ供給・循環させるためのポンプ(配管)から構成されます。
<自動制御装置>
快適な空調環境を維持するため、上記で紹介した空気調和機や熱源機器、熱運搬装置などを自動制御するためのコントロール装置です。
【まとめ】
「空調業界に興味がある!」「空調設備の知識をこれから身に着けたい!」という方は、
まずは是非上記で解説した空調設備を構成している各4つの設備・装置とその主な役割や、
それぞれの設備が互いにどう関係しているか全体像を理解していくと
その他の細かい機器や付属品についても覚えていきやすいと思うのでおすすめです。
弊社では現在業界の経験の有無を問わず、正社員で入社してくださる方を募集しています。
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